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   曹洞宗

 宝泉寺は室町時代の後期、文明18年(1486)に起立。
当時は周囲萬木千草地に満ちて裏山は松が繁り昼なお暗く凄然としており、そのため別名
「松壽林宝泉寺」ともいわれていた。

 現在の地に初めて堂宇を建立したのが、曽我の小林平馬の弟、「宗珍和尚」である。
師は43年間の在住により布教を発展させ今日の基礎を築いた。

 その後6世「悟庵珊道和尚」の時(承応3年・1654)、厚木市三田「曹洞宗・清源院」6世
玉山智存大和尚を法地の開山とし、曹洞宗・宝泉寺の1世に請したのである。

 それから今日まで、布教や伽藍・境内地の整備にと壇信徒と共に歩み、19世「大満悦道大和尚」
の時に客殿庫裏を、20世「大光真道」の時、現本堂のそれぞれ落慶を迎えたのである。

         旧本堂
名  称 日天山 宝泉寺
宗  名 曹洞宗(禅宗)
本  尊 釈迦牟尼仏
(中央にお釈迦さま、向かって右に普賢菩薩、
 
左に 文珠菩薩をお祀りしております。)
本  寺 厚木市三田「清源院」
御開山 開闢開山:宝泉宗珍大和尚(曽我の小林平馬の弟)
       現在の地に初めて堂宇を建立しました。

開   山:玉山智存大和尚(清源院第6世)
       曹洞宗の法地免許を受けるために請しました。
末  寺 宝泉寺には末寺があり、寺の北方約500メートルの所に位置し
「西光寺」といいましたが、明治初年に廃寺となりました。